急速圧縮機 (M2 , M1 , B4)
この業界では「低温」とされている 900 K 以下で起こる現象を調べています.この装置は高橋 和 名誉教授がお作りになりました.高橋先生は残念ながらお亡くなりになりましたが,装置は全く問題なく作動しています.我々の研究テーマのほとんどはこの機械から見つけ出します.マザーマシーンです.最近,中がよく見えるシリンダーヘッドを新調しました.皆さんは枕を変えたら,古いのはすぐに捨てますか?これまでのシリンダーヘッドは大切に横に置いています.
 
モータリング機関 (M2 , M1 , B4)
市販のエンジンを燃焼室全域を観察できるように,太田安彦名誉教授がお作りになったものを参考にさせていただきました.昨年度これまで難しいと思っていた動作が簡単にできるようになって,とても喜んでいます.見た目は,レシプロですが高温高圧場を作る装置として水素だけを安定に燃焼させる方法を探していますが,水素はとても純粋で,まわりに惑わされやすいようです.
 
往復式内燃機関 (M2 , M1 , B4)
急速圧縮機やモータリング機関で「しっぽ」をつかんだ現象を実証するために使っています.これまで使っていた手作り感満載のエンジンは傷みが激しくなったので,最近,新しいものに取り替えました.ピカピカのうちに写真を撮りました.最近は HLSI エンジンに仕立てています.
 
横型水冷内燃機関 (M2 ,  B4)
高専出の凄腕が立ち上げました.ある会社様のお下がりですが,私たちにとっては新品同様の動力計もついています!今年から,「新点火手法」「高過給」「高 EGR」「ストイキ」なんぞの背伸びした内容を調べたいとは思っていますが,足がつりそうです.
 
ポーリングバーナー (M2 , B4)
皆さんの思い浮かべるバーナーはコンロでしょうか?このバーナーは 800 K くらいの火炎としては
冷たい炎を作りますので,たぶんお湯はゆっくりにしか沸きません.計測装置は機械系ではあまり見かけない,キャピラリーガスクロマトグラフ,高速液クロマトグラフ やフーリエ赤外分光器などで,読む学会誌も話す内容も他の班とはちょっと違いますが,担当している学生の進路先は他のチームと変わりません.レーザ誘起蛍光計測を昨年度から始めました.業界では珍しくもないのですが,お家に白黒テレビが来たときのような感じになっています.
 
衝撃波管 (M2 , M1 , B4)
細長いパイプで実験室の端から端まで「占拠」しています.パイプの中をマッハ3程度の衝撃波が飛んできます.タイミングがちょっとでもずれるとなにも写りません.衝撃波を作るために圧力差を作るのですが,これも時間が掛かります.一日中,真空ポンプが動いています. 最近では高速度ビデオなるものがありますので,データを一瞥するだけになっています.かつてはオシロをスケッチして,波動線図を描いて,たまたま(?)撮れた写真を斜めから,横から,上からなめるように見ていていました.このような時代になっても実験能率が低いので数値シミュレーションに頼ることになります.この数値シミュレーションコードは自作です.エラーなし!でちょっとの間はとても高慢ちきな人間になります.ソフトは高い!と思われる向きもありましょうが,自分で作ったらそうは思えなくなります.実験と数値シミュレーションがよく一致すると,うれしいのが半分,悲しいのが半分で複雑な気分になります.無隔壁衝撃波管を作り始めました.
 
燃焼容器 (M1 , B4)
自由落下式での微小重力実験で使っていたものです.ちょっと前まで研究室の奥にしまい込まれていました.この実験ではオープンソースのシミュレーションコードを利用させていただいております.早く,フォーラムに参加できるようにならなければと思っています.とても良く実験とよく一致してしまいます...以前,高専の電子機械の出身者に制御回路を頼みましたら,ディスクリートで組み上げてきて,びっくりしました.本職のにおいがしました.
 
噴流撹拌燃焼器
この装置を作り上げた芸術センスに溢れた学生さんには悪いのですが, ちょっと前まで水素やらのお話をしていたのですが,再びお蔵入りしています.
 
 
主な実験装置と担当学生
燃焼容器
ポーリングバーナー
衝撃波管
往復動機関
噴流撹拌燃焼器